2006年12月13日の一覧

ショパンコンクールinASIA

ショパンコンクールinASIAを受けた
Uちゃんのお母さんから
審査員のコメント用紙が送られてきたと連絡がありました。

明日のレッスンまで待ちきれないので、
ファックスで送ってもらうことに・・・

一番興味津々だったのは、
ケヴィン・ケナーのコメントです。

ショパン国際コンクール最高位、
チャイコフスキーコンクール第3位を受賞し
世界的なピアニストとして活躍しているケヴィンが
うちの生徒の演奏を、どう評価してくれるんだろうか・・・

送られてきたコメント、
もちろん真っ先にケヴィンのコメントを・・・

1曲めのバッハ、インヴェンションに対し
「輝き、生き生きとした、重さの出ることのない音を持っています。
想像力のある色やアーティキュレーション、とてもよくできました!」
とありました。

やった!と心の中でガッツポーズ!(笑)

バッハの演奏法に関しては、
私が長年一番悩み苦しんできたことです。
もちろんバッハの時代に今のピアノがあったわけではないし、
これが正しい弾き方、というのがあるわけでもないのですが・・・

どうすれば、たくさんの人に「いいね!」と言ってもらえる演奏になるのか・・・
やっとやっとここ数年、これだ!と思うところに達し
生徒にも信念を持って教えているつもりですが・・・

やはり世界的な視野に立って
「本当にそれでいいのか?」というところでは、
不安がないわけではなかったのです。

今回のこのケヴィンのコメントで
とても勇気付けられました。

このショパンコンクール
運営面でいろいろ問題があると言うようなことも漏れ聞き
生徒を参加させることに少々不安もあったのだけど・・・

今回Uちゃんに参加してもらって、
本当に良かった・・・!

ただ、1月7日の全国大会、
姉の結婚式がこの日となってしまい
聴きに行くことができないのです。
これがとてもとても残念・・・

↓コメント用紙、ショパンの肖像画付でした。(笑)

2006年12月13日 | この記事のみを表示 | 2.コンクール | コメント(2)