コンサート、無事終りました。

2003.3.25

23日のコンサート無事に終りました。

会場は、今は廃校となった島の小学校の講堂です。
会場にはずらりとテーブルと座布団が敷かれ、
島のお年寄りを中心に、ぎっしりのお客さまが入ってくださいました。

半分は私も顔見知り・・・親戚のおじちゃん、おばちゃんの顔も見えます。
「姪っ子が出るって言ってね、近所の人みーんな誘ってきたんよ。頑張ってね!」と・・・

その島に架かる、沖家室大橋20周年記念式典や記念フォーラムの後
午後3時からコンサートとなりました。

会場の片隅のグランドピアノを、ヨイショと斜めに向きを変え、
始まり始まり~~!です。

最初は恩師の奥さま(声楽家)のお仲間によるコーラス・・・
日本の春の歌のメドレーです。
美しい歌声が、会場いっぱいに響き渡りました。

そのあと、同門の人の連弾・・・
「めだかの学校」「くつがなる」など、童謡のメドレーです。

次に恩師、K先生のドビュッシー「月の光」の演奏に続き、
私の出番がやってきました。

しゃべりたがり(?)の私はちょいとマイクを頂き、
自己紹介、橋に対する想い、曲について・・・なども少々しゃべらせてもらい
サイモンとガーファンクル「明日に架ける橋」と
小原孝さん編曲の「上を向いて歩こう」
それからK先生との連弾で、加古隆「黄昏のワルツ」
の3曲を弾かせて頂きました。

今回のコンサートに使ったピアノは→ここ にも載せている
ハワイから70年前送られて来たアップライトピアノと
やはりハワイ移民の方々からの寄付で購入したと言う
昭和27年製のグランドピアノです。

そのグランドピアノも中学校廃校のあと、
やはり校舎の片隅に埃をかぶって放置されていたのですが・・・
今回有志の手で、見違えるように復元されていました。

特に広島から何度も何度も泊りがけで足を運んでくださった
K社の調律師さん・・・
壊れた部品はもう製造中止となっているということで、
1つ1つ手作りされたとのことでした。

最高音から最低音までバランスもよく、見事に響いてくれたピアノで
私もかつて人前でこんなに気持ちよく演奏できたことあっただろうか・・・
と言うくらい、楽しく演奏する事ができました。

そのあと、K先生の奥様の独唱と続き、
フィナーレは出演者、会場のみなさんと「故郷」の大合唱で幕を閉じました。

その後、婦人部の方々手作りの「ぜんざい」が振舞われ、
出演者も会場の方も一緒に美味しく頂きました。
(ドリンク付きコンサートならぬ、ぜんざい付きコンサート・・・(^-^))

こういったコンサートはもちろんこの島では初めてのこと・・・
涙ぐみながら聞いてくださる方もおられ、
「ピアノって、こんなにいい音がするんだねー・・・」
「いいものを聞かせてもらった・・・感動したよ~!」と口々に言っていただけ、
出演者にとっても感動の1日となりました。

その後、コンサートのあいだずっとビデオやカメラ撮影をしてくれていた
島のお兄サン達との打ち上げ・・・

ビデオを見ながら多いに盛り上がり、
私は・・・う~・・・次の日は二日酔いで死んでました・・・(-_-;)

聞きに来てくれていた姉がコンサート終ってからひと言・・・

「きくえちゃん、ピアノやってて良かったねー。
 こんなにみんなに喜んでもらえて・・・」

本当に、今回のコンサート、この一言に尽きました。
ピアノやってて本当に良かった・・・です。

で、下の写真は恩師との連弾の写真です。

これで発表会、コンサートと2つの大イベントが無事に終りました。

は~・・・少々気が抜けた状態です~~・・・(^^;

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