コンクール

2003.6.14

今日からこちらでは、2つのコンクールがスタートします。
地元新聞社主催の中国ユースコンクールと、おなじみピティナのコンペティション・・・

この2つは毎年同じ時期にあるため、
誰を、どちらに参加させるか迷うところなのですが、
できるだけ今回は、参加するか否かを含めて、
できるだけ本人、親御さんの希望を聞くと言う形を取りました。

その結果、結構参加希望者が多く、「どちらも出る!」や、
「ユースとコンペ予選2会場出る!」(計3会場)
という張り切り娘さんも出現し、あら~っ、と私の方が驚いています。

このピアノコンクール・・・
地元のコンクールの方は参加させ始めてからもう15年くらいにはなるかな・・・

「コンクールの光と影」・・・じゃないけど、
私なりにいろいろな面も見てきた気がします。
とにかく大切なことは、「あまり深刻にならない」と言うことでしょうか・・・

この時期になると、やや切羽詰った気味のお母様の声が
あちらこちらから聞こえますが、
どうか親御さんは、「子供がコンクールに出ることを面白がる」
と言う気持ちでいてほしいです。

で、この週末に本番を迎える生徒のお母さま方に私がお願いしていること・・・
「結果が良ければ、しっかりお祝いしてあげてください。
良い結果でなければ、
『あら~、残念だったね~!』と明るく残念会をしてあげて下さいね。」
ということです。

間違っても、結果が出なかったことで、
その子の人格全てを否定するようなことにならないように・・・
(たまにいらっしゃるんですよ~・・・
「この子のここがこうだからだめなのよ!」的なお母さま・・・(^^;)

無事にここまで大きくなって、ピアノを嫌いにならずに続けてくれて、
コンクールを受けるレベルまでに成長した・・・
このことを、純粋に喜んでいただければとも思います。

コンクールに出たが為に、大きく子供たちの心が傷ついたり、
コンクールに出たせいで、離れなくても良い子がピアノから離れてしまったり・・・
そんなことがないことが、私の1番の願いです。

もちろん、参加することにより、
子供たちが得るものも、計り知れないものがあるのも事実・・・

今回もこの数ヶ月間、参加表明した子達は本当によく頑張ってくれました。
いろいろな角度から曲を眺め、いろいろな方法で練習を重ねていくことにより
何年も治らなかった悪い癖が治ったり、
「あれ?この子、こんな演奏できるのか~」と意外な面を
見せてくれた子もいます。

それから・・・コンクールの曲以外の曲にも、
取り組む姿勢が違ってきたと言うか・・・これは嬉しいことです。

私からは今回参加する子達に関しては、全員に「敢闘賞」をあげたい!
あとは本番で、本人が満足できる演奏ができることを祈るのみです。

ということで・・・
私は今日から7月1週目まで、ずっと週末ごとにどこかの会場に出没します。

中でも明日の15日は、2会場、コンクールのハシゴをしなければならなくなりました。

で、その1つの会場は・・・広島とは言ってもえらいところ(?)にある会場で・・・
うちからは車ぶっ飛ばしても1時間半くらいかかるかな?
それからまた戻ってきて・・・あぁぁ・・・

1番の心配は、私が時間に遅れずに、無事ハシゴできるかと言うこと・・・
これから地図をプリントアウトして、最短コースの検証です!

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