子供は・・・

2009.7.5

最近よく覗かせてもらっている
K先生のブログに
とても素敵なことが書いてありました。

K先生、無断で使わせて頂きます。
ごめんなさ~~い!!

K先生の息子さんの学校の講演会での
コーチングの先生のお話です。

「子どもは親が言った通りの人間に育つ」

できないことや、否定的な言葉を言い続けると、
その通りの人間に育つ・・・と言うことです。

う~ん、確かに・・・と思います。

私も実感として感じる時があります。

我が子になら、何でも言ってもいいの?・・・と・・・

随分以前ですが・・・

あるコンクールに入賞できなかった生徒のお母さんが
レッスンに来られた時こう言われたのです。

「先生、うちの子、限界です。無理ですよ~」

ご自分がコンクールに出したいと言われ
一度結果が出なかっただけで、限界?
それもその生徒はまだ小学生です。

何を根拠の限界説?
(それも本人を目の前にして・・・)
私はその生徒が、
とっても大きな可能性を持っていると思っていたので
そのお母さまの言葉にはびっくりしました。

で、ついむっとして
「お母さんが限界と思ってらっしゃるのならそうでしょうね。
 本当にそう思ってらっしゃるのなら・・・
 親にそう思われて、もう伸びるわけないじゃないですか・・・」

かなりきつい口調で言ってしまったので
いまだに覚えているのですが・・・

今日も某地区で、コンペ予選がありました。

中学生2人がD級を受験、
2人とも優秀賞を頂いたと喜びのメールがありました。
激戦の中、本当に良く頑張りました!

この2人、本当にここ最近
めきめきと力を付けてきています。

そう言えば・・・この子達のお母さまから
私は一度も子供に対しての
否定的な言葉は聞いたことないな~・・・

いつも、全面的に我が子を信頼し
でき得る限りの応援をして下さっています。
素晴らしいご両親だと思います。

子供は無限の可能性を秘めている・・・
いつかきっと花開く時が来る!

どんな花を咲かせてくれるのか、
いつの時期に咲かせてくれるのか・・・

待ちましょうよ!
楽しみに・・・

5.生徒のこと | コメント

“子供は・・・”へのコメント(2)

  1. 1 hashimoto 2009-07-06 / 15:28:17

    同じ事を言われたお母様がいました。
    コンクールで限界を知ったと・・・
    それもお子さんに向かって・・
    「ね!○○ちゃん、この前のコンクールで限界がわかったよね。」
    「今までも運だけで予選通過してきたようなものだし・・」
    と言われてビックリでした。
    確かに前回のコンクールは全く彼女の音が出せていませんでした。
    でも、予選はとても輝いた音で私が驚いたくらい彼女らしく弾けていたんですよ!
    それを、運・・だけなんて。
    とても悲しく思いました。
    本人は今年もコンクールに出たいと言っていたのに、
    親に説得されたようで参加しません。
    もちろん、ピアノへの気持ちが薄れていってるのを感じます。

    私も、親として子供にの接し方を改めて考えさせられました。

  2. 2 kiku 2009-07-06 / 22:21:55

    何てこと・・・

    びっくりです!

    子供が伸びようとする力を
    プツンと摘んでしまう・・・
    そんな親もおられるのですね~・・・

    子供は親の所有物では
    ないですのにね~・・・

    は~、ため息の出る話です・・・