ホール練習会

2010.6.3

昨日は
ピティナのコンペティションを受ける生徒達の
ホール練習の日でした。

A1級からF級まで
ソロ15人、デュオ4組・・・

本当は、何度もアドバイスレッスンに通って下さる方たちにも
お声をかけたかったのですが・・・
あまりの人数の多さにどうしようもできず、
うちの生徒達のみ・・・となってしまいました。
申し訳ないです・・・!

いつものことながらですが、
ホールで聴くと、
普段のレッスンでは気付かなかった
いろいろなことが見えてきます。
きっと本人達もでしょう。

それをどう日々の練習に
生かしていけるか・・・です。

今回D級からF級を受ける中学生が7人。

中には幼稚園の時から
見ている子もいます。

感傷に浸っている暇はないのだけれど
ステージでの姿を見ると
「ああ、こんなに大きくなったんだな~」と
感慨深いものがあります。

皆学校の勉強、部活と
ぎりぎりの生活をしています。

コンペティションの課題曲は
このあたりになると
ちょこちょこっと取り組んで
弾けてしまうような曲ではないことを
本人達が一番良く知っている。
そして予選を通過することがどんなに大変なことかも
嫌と言うほど知っている。
(皆、過去何度かは“痛い目”にも遭ってますので・・・(笑))

それでも自分の意志で
「出ます!頑張ります!」と言ってくる・・・

思春期真っ只中なのにな・・・
えらいな。

ご両親の溢れる愛情に包まれて
皆、本当に素直で明るく成長している子達です。

それぞれが、それぞれの音を出し
それぞれの表現をして来ます。

今回特にEF級の生徒達に言ったのは
その自分の音、思う表現を
客席にいる全ての人に伝えようよ、と言うこと・・・
50人お客さんがいたら
その中の10人ではなく、
50人全ての人に伝えようよ、
私が選んだこの曲、すてきでしょ~!
って伝えようよ、感動してもらおうよ・・・
と言うことです。

それには、たった一つの音にも意思が必要で
その上で歌があり、心があり・・・

そう言う意識を持つことで
演奏がぐっと生命力を増してきます。

もう次の日曜日が本番の生徒も
何人かいます。

私も昨日は夕方から4時間半
トイレ休憩もとらず・・・でした。

安定剤のお世話にもならず、
よく頑張りました!っと・・・(笑)

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