父のこと・・・

2011.9.11

現在84歳の父・・・

今年のはじめ、膝が痛いと言い出し
近くの整形外科に通いました。

何度か通院しても、なかなか痛みが消えず
そのことを訴えると・・・

「歳が歳ですからね・・・84歳ですからね・・・
 治ろうとは思わないで下さい。
 痛みと付き合いながら、生きていく覚悟で・・・
 杖も上手に使いながらね。
 皆さんそうされてるんだから・・・」

それを聞いたとき、私も
「そうよね。歳なんだから・・・」と思いました。

でも、父は思わない!

「なに~~!このやぶ医者め!」と思ったそうです。(笑)

で、友人からお勧めの病院を教えてもらい
すぐにそちらに向かいました。

「完治しようと思うなら、入院しないと・・・」
そう言われ、そのまま入院してしまいました。
(私は慌てましたけど・・・(笑))

その後、入院したはいいけれど
治療に使った痛み止めの関係で
持病の心臓病が悪化し、
足の治療どころではなくなりました。

鼻から酸素の管を入れ、寝たきり状態の様子に
「もしかして、このまま家には帰れないのかも・・・」
とも思い、家族みんな心配しました。

ですがその後、だんだん心臓も足の状態も良くなり
1ヵ月後に退院しました。

しばらくは、家の中で
よぼよぼと暮らしていましたが・・・

段々元気になり、膝の痛みもなくなり
今では入院前のように
毎日近くのスポーツジムにも行って泳いでいます。
(杖も使わず!)

先日の定期健診では、お医者さんから
「とうとう完治しましたね!もうゴルフに行っても大丈夫!」
と言ってもらえたそうで・・・

なかなかやるね~!84歳!

昨夜は姉一家も一緒に
完治のお祝い会をしました。

老いを吹っ飛ばすには・・・

やっぱり要るよね~・・・気力・・・

父を見て思います。

7.プライベート | コメント

“父のこと・・・”へのコメント(2)

  1. 1 桜子ママ 2011-09-12 / 13:09:54

    ずーっと前から先生のHPのファンの、ピアノを習う子供の母です!
    実は何度かコメントしたこともありますが、それももう5年以上前になると思います(汗)

    今日は私の祖母のことをお話ししたく、書き込ませていただきます!
    祖母は97歳の時、大腿部を骨折しました。
    骨折した個所、年齢のことを考えると、誰もが「寝たきり」になると思いました。
    また、お医者さんや看護師さんからは
    「高齢者は入院がきっかけで認知症が発症することも・・・」と言われ、家族は覚悟していました。

    ところが、完治したんですよ!!
    周りは驚きましたが、本人はケロッとしたもの。
    だって、本人は最初からそのつもりだったんですもの。

    祖母は「これは!」と決めたことはとことんやり遂げる人、
    「継続は力なり」を地でいく人でした。
    だから「絶対に歩けるようになる」と決めて頑張ったんだと思います。

    手術をした総合病院でも、リハビリのために転院した整形外科でも祖母は人気者でした。
    「こんなにリハビリを頑張る人は見たことない」って、みんなが応援してくれました。
    口数が少なく愛想も良くない人でしたが、いつもこんな風にまわりの信頼を得ていたように思います。

    先生のお父様もきっと同じですね。
    信念のある人、努力する人には敵いませんね。

    私にもその血が流れているはず、なのですが・・・
    まずは母が祖母のおなかの中に忘れてきちゃったようで、
    私には一滴も残っておりません(涙)

  2. 2 kiku 2011-09-12 / 21:33:53

    桜子ママさん

    いや~~すごいですね!!

    おばあちゃま、97歳ですか~~!
    大腿部骨折とは、そりゃおおごとですおね。
    見事復活とは・・・すごい!!

    気持ちをしっかりと思って・・・
    完治するんだという気力!大事なんですね~~

    我々も、見習って頑張らなくちゃ!ですね!

    桜子ママさん、今後ともよろしくお願いします!