チェンバロ体験しよう!

2011.9.28

今年の8月、
ピティナの本選の審査に行った時のことです。

ご一緒させて頂いた名古屋の先生が
「私、6月に広島の予選に行ったのよ。」
と、その時の話をあれこれして下さいました。

その中で
とにかくレベルが高くてびっくりした・・・と・・・

名古屋もピアノのレベルが高いことでは有名なところですので
そこの先生に褒めて頂けたことは、とても嬉しかったです。

そして・・・
「皆さんバッハがお上手だったわ。何でなの?」
と聞かれたんです。

私は・・・
中国ユースコンクールの話をしたんですよ。

広島ではとてもメジャーなコンクールで
広島の地方新聞に受賞者の名前が載るので、人気が高い。

そのコンクールがどの部もバッハ1曲で勝負なので
広島の先生達はバッハ攻略にとても熱心で・・・
バッハのセミナーなども、
このコンクールの時期にはあちこちで開かれていて、
どこの会場も先生たちがいっぱいで・・・
などなど、話したんです。

「そう・・・それでなんですね。
 どの子もどの子も、とっても素敵に弾かれるんで、
 何で?と思ったのよ。」と・・・

このコンクール・・・
バッハたった1曲で、何がわかるのさ!と言う気もして
私は好きなコンクール、とは言えないのですが・・・

ま、このコンクールに嫌ほど落っことされてきたからこそ
「何とかせにゃ!」とばかり、
必死でバッハを勉強してきたことは確かで・・・

私以外の広島の先生方も、そういう方多いでしょう・・・

でもそう考えてみると、このコンクールの存在価値も
大いにあるわけです。

バッハがキチンと弾ける人は、
他の時代の曲も、美しくちゃんと弾けます!(きっぱり!)

一番繊細な、指先のコントロールが要りますからね、
ここがちゃんと使える人は、あとの曲も違いが出ます!

で・・・今までの話は前フリでして・・・(笑)

これからが本題です!

12月11日に開催される広島中央のステップ
(会場は、エリザベト音大 ザビエルホールです。)
今年はチェンバロ体験ができます!

隔年開催で、昨年は室内楽体験でしたが・・・

ステップの中で、チェンバロでの演奏ができるんです。

本番前に、チェンバロの先生に別室でレッスンを受け、
その後ステージで本番!という流れになります。

これ、バッハなどのバロック音楽を弾くにあたり、
すごくいい経験になります。

来年もユースを受けるぞ!という方、特にお勧めします。

当たり前のことですが、
ピアノでチェンバロの音は出せません。
(発音のメカニズムが違います。)

ですが、その当時、バッハを含むバロック時代の作曲家たちが
この楽器にインスピレーションを得て
多くの作品を書いたのですから・・・

この楽器のことを知る、
この楽器の奏法を知ることで、
ピアノでのバッハの演奏がぐんと魅力的になることは
間違いないです。

一回ナマのチェンバロを弾いてみる・・・
とっても大事な経験だと思います。

このチェンバロ体験、小さい方から、大人の方まで
どなたでも参加して頂くことができます。

うちの生徒達は・・・

例えばバッハのインヴェンションの1曲を
まずはチェンバロで弾く・・・そのあとピアノで弾く・・・
というような、参加の仕方をしています。

同じ曲を両方で弾くと、
より楽器の違いが感じられて面白いですよ。

是非是非チャレンジしてみてください!

↓(クリックすると大きくなります。)


11.9.28s

  
詳しい内容は、
PTNA広島中央支部(ヤマハミュージック中四国 広島店)
TEL:082-244-3760
e-mail:miwa_nakatsu@gmx.yamaha.com

までお問い合わせ下さい!

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