基礎的な力・・・

2003.2.24

数日前テレビで、今話題になっている百ます計算→(ここ)の
陰山英男先生がこんなことをおっしゃていました。

「みんなつまづくんです。どんな子も・・・
そのつまづいた時に、基礎的な計算や漢字の力をしっかり付けている子は、
簡単にそれを乗り越えられるんです・・・」

これを聞いて、ウンウン・・・ピアノも一緒よね・・・と思ったのです。
小さい時に基礎的な力をキチンと付けておけば、
必ず誰もに訪れるつまずきを、軽く乗り超えられるのだと・・・

実は昨日、宝塚のステップに行っておりました。

米子に行った時にも徳島に行った時にも思ったこと・・・
それは、当たり前のことなのだけど、
優秀な先生のいるところには、優秀な生徒がいる・・・と言うことです。
それもたくさん・・・

昨日もそんなすごい子供たちにたくさん出会いました。

そのすごい・・・の内容は・・・

小さい子がすごい曲をバリバリ弾く・・・というすごいでないのです。
小学生も中学生も、弾くのはチェルニーのようなエチュードや
バッハの小品やインベンション・・・
それをどの子もどの子も、驚くほど音楽的に素晴らしいテクニックで
楽しげに弾いている・・・

「あれ?この曲こんなにいい曲だったけ・・・」
そんな演奏にたくさんたくさん出会いました。

もちろんそんな子供たちは、
他の大曲に挑んだって良い演奏をするに決まっていて
いろんなコンクールでも、たくさんの子供たちが
優秀な成績を収めている・・・との話でした。

すごいな~・・・ここの先生たち・・・
本当に「大切なこと」を見極めて、その上で子供たちを伸び伸びと育てている・・・

他のアドバイザーの先生たちとも、
「うわ~、すごすぎるよね、ここ・・・」と溜め息ばかりでした。

基礎的な力・・・
それを「根性」や「忍耐」に頼ることなく
百ます計算のように楽しみながら子供達につけさせる事ができたら・・・

は~~~・・・・また大きな宿題ができました。

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