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欲しい音のためなら・・・

昨日は
広島中央支部主催のコンペティションの
お手伝いに行ってきました。

広島中央支部のコンペは
事務的なこと、集計等は
ヤマハ広島店の社員の方が全てやって下さっていますが
それ以外のところは、支部会員が分担して行っています。

私も予選１日と、本選１日
お手伝いに行くことになっており・・・

それが昨日でした。

手が空いたときには、会場で
参加者の方の演奏も聴かせていただきました。

Ｂ級と、Ｄ級の方々の演奏でしたが・・・

本当にピアノって、面白いもんだな・・・
と改めて思いました。

同じ楽器から、本当にいろいろな音が出現します。

その音によって、その演奏者が
今までどうピアノと向き合ってきたか・・・
伝わってきます。

時間的なこと、そして意識の面でも・・・

その積み重ねが、音となって表れます。

ふと、１０日ほど前に見た
指揮者の佐渡裕さんのドキュメンタリーを
思い出しました。

「欲しい音のためなら、舞台の上で裸になっても構わない・・・」

強烈に印象に残る言葉でした。

ピアノと言う楽器は、多彩な音が出る楽器だと言うことを
弾く本人は知っているか・・・
そして、どんな音を欲しているのか・・・
それを強烈に引き出そうとしているのか・・・

多くの参加者は、女の子ですからね、
裸にはならなくていいですけど・・・（笑）
それくらいの強烈な意識を持ってステージに上がって欲しい・・・

そんなことも思いながら、聴いていました。

そして・・・
音を欲するには・・・
音を知らなければなりません。

なのでね・・・行かなくちゃいけませんね。
ナマのコンサートにです！
知らなくては・・・欲せませんから・・・

で、うちの生徒達はこの２日間
Ａ１級１名、Ｂ級２名、Ｄ級２名が予選を通過し、
奨励賞１名、惜しくも届かず1名と言う結果でした。

定期的にアドバイスレッスンに通ってくれている方２名からも
無事通過の連絡を頂きました。

おめでとう！！

でもね・・・まだまだ追求しましょうね！

自分にしか出せない音を！

ピアノって、本当に面白いわ～～！