ショパン国際ピアノコンクール in ASIA

2011.11.19

今日は、ショパン国際ピアノコンクール in ASIA
の審査に行ってきました。

今日は高校生と大学生の部・・・

課題曲は高校生が
バッハの平均律から1曲(フーガ)
そしてショパンの8分程度の自由曲・・・
ほとんどの方がバラードやスケルツォから
選択されていました。

そして大学生の部はショパンエチュードから1曲と
10分程度の自由曲です。

ここまでの大曲
ステージに乗せるまでの道のりは
大変なものです。
生半可な気持ちでは、たどり着けません。

皆、一生懸命時間をかけ
向き合ってきた渾身の演奏です。

私ごときものが審査をさせて頂くこと、
本当に申し訳ないような気持ちで
いっぱいになりました。

コンクールですから結果は出てしまいますが
参加者の方々が
こうして必死で曲と向き合ってきたこと・・・
きっときっと生きていく中での
大きな大きな力になって残っていきますよ。

結果が思うように出なかった方も
がっかりしないでくださいね!

審査をご一緒させて頂いた
ラフィ・ベサリアン先生
そして審査委員長の三上桂子先生・・・

お2人とも同じ感想をおっしゃっていました。

メカニックにだけ、
弾くことにだけとらわれすぎないで・・・

何のために音楽をしているのか
考えてください・・・と・・・

大きな視野を持って
過去の偉大な芸術と向き合うこと・・・
そして自分自身と向き合うこと・・・

今日縁あって、演奏を聴かせて下さった方々・・・

音楽の持つパワーをいっぱいに浴びて
素敵な素敵な大人になって行って下さいね!

4.コンサート&講座 | コメント

“ショパン国際ピアノコンクール in ASIA”へのコメント(2)

  1. 1 スタジオKOJO 2011-11-21 / 14:11:09

    先生、お疲れ様でした。
    おかげさまでスムーズにショパンコンクール終えることが出来ました。

    ありがとうございます☆

  2. 2 kiku 2011-11-21 / 15:29:14

    KOJO先生も
    お疲れさまでした!

    2日間、大変だったでしょう~!

    ですが、敏腕スタッフのおかげで
    何もかもスムーズだったです。

    さすがです!