薄氷の上

2004.10.25

土曜日、
レッスンが終って新幹線に飛び乗り
暢気に車窓の景色を眺めていた・・・

その同じ時に、
新潟では大災害が起こっていたのですね。

和歌山のホテルについてテレビをつけたとたん
あの脱線した新幹線の映像には固まりました。

夜も狭いホテルの部屋で
どんどんと送られてくる地震被害の映像を見ていると
なかなか眠れなくなってしまいました。

ついこの前、台風被害のむごい映像を見たばかりなのに・・・

被災された方々、寒空の下
どんなに辛い思いをされているかと思うと
胸が詰まるような思いです。

次の日の和歌山ステップ・・・

95名ものたくさんの方が
参加して下さいました。

下は4歳から上は60代位の方もたくさん・・・

実年のキーボードアンサンブルのグループもありました。
全員鍵盤楽器は初心者の方だそうです。

手が、遠くからでもわかるほど
ぶるぶると震えながらの熱演は
聞く人の心を打つものがありました。

熱心に愛情を持って教えておられる
先生がおられるからこそ
そこにピアノを愛するたくさんの生徒さんが
おられるのだなー・・・

そんなことを感じた今回のステップでした。

人生は、薄氷の上を歩いているようなものなのだ。

何かで聞いたこの言葉が、
最近よく頭をかすめます。

いつ氷が割れて、冷たい水の中に落ちてしまうかわからない・・・

いつ何時、自分がどんな災いに遭うのか、
誰にもわからないのです。

だからこそ、今自分ができること
自分に与えられたことを精一杯するしかない・・・

そうなんでしょうね・・・

被災されたみなさんには心からお見舞い申し上げます。

一日も早く、暖かい食事がとれますように・・・
一日も早く、暖かいお布団で寝れますように・・・

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