コミュニケーションの取り方・・・

2014.1.7

今日はエリザベト音大での3度目の授業でした。

1回目は昨年10月、大人のレッスンについて
2回目は11月、教室経営について、
3回目の今日は、
「保護者や生徒とのコミュニケーションの取り方」について
講義をして下さいとの依頼でした。

ご依頼を頂いた時から・・・
う~ん・・・1回目2回目は何とかなるにしても、
この「コミュニケーションの取り方」というのは
一番頭の痛いテーマでした。

だいたい今現在、
私が生徒や保護者の方たちと
ばっちりコミュニケーションが取れているかと言うと・・・

う~ん・・・どうなんでしょう~・・・

取れている人もいれば、取れていない人もいるかなあ~・・・

それぞれとゆっくりお話をする時間もなかなか取れないですし、
申し訳ないですが、ばっちりコミュニケーションが取れています
とは言えない状況なんです。

そんな私が「こうやったらうまくコミュニケーションが取れますよ」
なーんて偉そうに、90分もしゃべり続けるなんて・・・
ちょっとこれはないな~・・・

昨年末からいろいろ本を買ってみたり、
ネットで検索してみたり・・・
あれこれ試行錯誤したあげく、今回は、
「学生さんたちに考えてもらってそれを発表してもらおう!」
と言うことにしました。

まずは、教室の机をずずずっとみんなで移動し、
椅子だけ取り出して円を作って着席して、
「お互いの顔を見ながら発表しよう」ということにしました。

何について考えてもらうかと言うと、
「ピアノ教室でよく起こる・・・いわゆるアルアルネタ」について・・・です。

例えば・・・
中学受験で塾通いが大変になり、
ピアノを練習する時間が取れない生徒に対して・・・とか、
思春期で反抗的な態度をとるようになった生徒・・・
親があまりに干渉しすぎる生徒・・・
逆に全く親が無関心な生徒・・・
そんなとき、あなたはどうしますか?どんな言葉がけをしますか?
と言うことで、考えてもらい、発言してもらったのです。

みなさん、まだ指導経験はないのですが、
一生懸命考え、しっかりと自分の意見を発表してくれました。
中には自分が先生に反抗的な態度をとった時の話、
その時の先生の対応・・・なども飛び出し、
面白い意見交換となりました。

大勢の前で話をすることも、
みんな苦手かな~と思いきや・・・
皆さん、自分の言葉でしっかりとした口調で話してくれ、
なかなか楽しい授業となりました。

こうして一方通行でなく、
みんなとしっかり話ができたことで、
今回のテーマである「コミュニケーション」も取れたかな?

そして私からも皆さんに伝えたこと・・・
何か生徒との間で問題が起こった時、
親御さんと、メールや電話でなく、
ちゃんと実際に会って話をするということの大切さです。
会って話さなければ伝わらないことも、ありますよね。

・・・ということで、無事3回の授業、終わりました!

あ~~!良かった良かった!

もちろんまた、正門前の「青柳屋」で
「いちご大福」買って帰りました~~!(*^_^*)
終了、ばんざ~~い!

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