デュオリサイタル
2014.1.5
今日は、先日ここでもご紹介した
小林美恵さんと横山幸雄さんの
デュオリサイタルに行って来ました。
会場は、西区民文化センター・・・
つい２週間ほど前、萌々ちゃんのリサイタルをした
同じ会場です。
なーんか随分前だったような気がする～・・・
あの時は、このあたりにぶわ～～っと
プレゼントの山ができてたよね～・・・などなど
いろいろと思い出したり・・・
すでに懐かしいです。（*^_^*）
で、今日のリサイタルですが・・・
プログラムはこちらです！
今回私がとても感動したのは
２部の中村暢之さんの委託作品と
横山幸雄さん作曲のヴァイオリンソナタです。
実は２部はまーったく期待していなかった・・・（スミマセン！）
ま、大体委託作品ってのは
現代曲で「わけわからん・・・」と言った曲が多く、
今までは「はよ終わらんかしら・・・この曲・・・」
ということも多かったのですが、
何故か今回は、どんどん引き込まれていきました。
広島に生まれ育った中村氏の、
一つ一つの旋律に込めた思い・・・
きっと年齢的に言っても、
あの時の「ヒロシマ」を体験している世代ではないけれど、
ここで生まれ育ったからこそ伝えなくてはいけない思いを
細かな旋律、フレーズの中に感じ、
それが小林さんの素晴らしい演奏で
ぐっと心の深いところまで響いてきたように思いました。
また、横山幸雄さんのヴァイオリンソナタも、
３０分近くある大曲でしたが
何とも美しく変化に富んだ曲で、
長さを感じることなく聴き惚れました。
この人の心の中にはこんな美しいメロディーがいつも
鳴り響いてるんだろうか・・・
年明け早々、素敵なリサイタルを聴くことができ、
とても幸せな気分になりました。
さ、今年もたくさん演奏会に行くぞ～～～！
うちの生徒たちも、たくさん演奏会に行って
いっぱい感動の貯金をしてくださいね！！（＾◇＾）
“デュオリサイタル”へのコメント(2)
1 Daisuke 2014-01-06 / 16:20:51
はじめまして、僕も昨日のコンサートに伺っていました。後半の2曲も素晴らしかったですね。 中村さんのは、美恵さんの正確な音程によって、刹那的な真摯なこの曲の世界を体験することが出来ました。聴かせて頂きながら、僕はBergのviolin concertoを想い出していました。 とは言っても、中村さんに後で伺ったところによると、あの曲は正確には無調ではないそうなんですが。(笑)
横山さんの曲も彼の繊細な内面を伺い知ることが出来る、色数の豊富な曲で、横山さんもmcでおっしゃられていたように、音符の数が多い、弾くのに苦労しそうな大曲でしたね。 美恵さんと横山さんだから難なくこなされましたが。
美恵さんは広島に住まわれたことはありませんが、昔からよく呼んで頂いているゆかりの濃い土地です。
これからもちょくちょく、弾かれると思いますので、どうぞ、聴いて上げて下さい。
2 kiku 2014-01-07 / 20:46:05
Daisukeさん
はじめまして！
中村さんの曲、私も無調かと思っていました！（笑）
なるほど・・・小林美恵さんだからこそ、
あの曲があれほどの感動的な演奏になったのですね・・・
小林美恵さんは、萩原麻未さんとのデュオリサイタルの時から
このたびで３度目となりますが、
聴けば聴くほど素晴らしさに心惹かれます。
次回を楽しみにしています！