公開レッスン

2007.1.25

一昨日は、音楽高校で行われた
イタリア、イモラ音楽院の教授
ポリス・ペトルシャンスキー教授の公開レッスンに
行ってきました。

レッスンがあるので午前中だけしか聴講できなかったけれど
とても興味深い内容のレッスンでした。

とにかく細かい・・・
指のどこをどういう方向で使う・・・
腕の重さをどうかけていく・・・などなど・・・

そして一番時間をかけておられたのは
「指使い」についてでした。

細かく細かく・・・
「そこは○の指、次は○・・・」と言うように・・・

関孝弘先生が以前
「世界の名教師と言われる人たちのランクはね、
 指使いをどのくらい持っているかで決まる
 (難しい部分をスムーズに弾くための・・・)
 と言っても過言ではないんですよ。」
と言っておられたのを思い出しました。

また昨年春に来られたピアニストの久元祐子先生が
セミナーの途中見せて下さった楽譜には
何度も何度も指使いを直したあとが、びっちりと書き込まれていました。

とかく「才能がある」とか「ない」とかで
片付けてしまわれがちなこの世界ですが、
実はこうした「地道な作業」ができるかできないか・・・
が重要なのかもしれません。

そしてペトルシャンスキー先生が何度も言われていたこと・・・
「頭を使いなさい」・・・・
本当に大事なことだと思います。

で、私は明日から今年初のステップ審査のため
埼玉に行きます。

埼玉県の浦和でのステップ・・・
キーボードオーケストラバックでの演奏が
たくさん聴かせて頂けるとのこと・・・楽しみです。

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