予選終了・・・

2007.7.9

この土日は
私が所属するピティナの支部が主催する
コンペティションのお手伝いに行ってました。

私の仕事は前後の準備、片付けと
あと審査員の誘導・・・
なので本番の時には
ほとんどの参加者の演奏を客席で聴く事ができました。

今回はじめてコンペ会場となった
西区民文化センターは
昨年入ったばかりの新しいヤマハのフルコンが置いてあります。

事務局であるヤマハの社員の方が
「ヤマハの最高級のピアノです。」と胸を張って言われるとおり、
う~ん、なかなかのピアノです。

ほんのちょっとのタッチの変化が
見事に音になって表れます。
脱力ができていない、タッチの不ぞろい・・・なども
すぐに音として出てきてしまいます。
ごまかしが利かない・・・とでも言いましょうか・・・
良いピアノというのはこういうものなのですね。

で、参加者のレベルの方も
なかなかのものでした。

遅い時期のコンペは通過しやすい・・・
と言うのはもう過去の話かもしれません。
(広島に於いては・・・ですが・・・)
コンペの予選の難しさを指導者、親共に
よく熟知してきたなーと思います。
過去全国大会経験者も
2回目をこの時期に合わせる人も多く、
予想を上回るハイレベルな予選だったように思います。

で、うちの生徒たちも
この土日で全て予選終了!

私がいた会場を含め、近県の会場など
3会場で予選最終戦に挑んで来てくれました。

2日間でB級1名、C級4名が無事通過となりましたが
惜しくも2回戦も予選通過できなかった子もいます。

私はコンペに参加する生徒には
予選までに必ず本選曲も含めた4曲を
練習してもらうようにしています。
予選までに2曲しか間に合わない・・・という生徒は
コンペには出しません。
他のコンクールを勧めています。

なので本選に進めなかった生徒にとっては
本選曲が日の目を見ず、可愛そうな気もしますが
この短期間に4時代の作品を一生懸命さらったことは
大きな大きな財産になると思っています。

また気持ちを切り替えて、
本選に進む生徒はそれに向けて
地道にコツコツ進んでいってもらいたいと思っています。

私もほっとしてはいられず・・・
気持ちを切り替えて再発進です!

2.コンクール | コメント

“予選終了・・・”へのコメント(2)

  1. 1 ぼふふわ 2007-07-11 / 12:36:04

    kiku先生、こんにちは♪
    いつもながら、生徒さんたち、頑張っておられますね!!
    私も、もし、kiku先生の元、子供の頃に指導を受けていたら?な~んて、
    妄想してしまいました^_^;(多分、練習嫌がって泣いていたかも)
    でも、ちょっと挑戦してたかったです。

    で4時代の曲、そういうレッスンは、本当に貴重な財産ですよね。
    私も今、バッハ、モーツアルト、ショパンを同時に練習しています。
    切り替えも勿論難しいのですが、何より、いろいろな色彩の世界で、
    楽しんでいます。
    加えて、連弾でラフマニノフなんかも、弾いてみたいな~、と野望も(^^ゞ。
    もう、コンクールには縁のない自分ですが、曲への探究心だけは
    負けずに、頑張ろうと思います。

  2. 2 kiku 2007-07-11 / 21:31:49

    その時代のこと・・・
    その当時の人の生活とか、楽器とか・・・
    またその作曲家がどんな暮しをしていて
    どんな想いでその曲を書いたかなど・・・
    そんなことに思いをめぐらしてみると
    いっそう曲に対しての思い入れも深まるし、
    テンポや音色作りの手がかりにもなりますよね。

    いろいろな時代の作品を同時に勉強して
    どう違いを出すか・・・というのも
    すごく大事ですよね。
    何を弾いても同じ感じ・・・これは聴き手にとっては
    楽しくないですからね~・・・

    どうか頑張って下さいね!