2009年02月05日の一覧

じゅりとの思い出

じゅりとの思い出は、
書ききれないほどたくさんあるのですが、
一番私が思い出すこと・・・

じゅりがまだ小さかった十数年も前のことですが・・・
私達夫婦はアウトドアに、はまっていました。

夫のトライアスロンやランニングの大会の時や
それ以外の時も、
よくテントを車に放り込んでキャンプに行きました。

お気に入りは、シーズン以外のとき・・・
春先とか、秋も深まり寒くなった頃のキャンプ場は
だ~~れもいなくて、じゅりも繋がなくていいし
開放感いっぱいで(寒いけど・・・)楽しかったです。

10月頃、蒜山高原のキャンプ場に行った時も
だだっ広いキャンプ場に、我々だけでした。

そんな時じゅりは必ず、
夕食を取っている私達の周りを
ずーーとぐるぐる回って見張っていました。
外敵から私達を守ろうとしていたのでしょうか・・・
(家では寝てばかりいるのにね・・・)

そして夜は2人と1匹で、テントの中で仲良く寝ました。

で・・・私が夜中にトイレに行こうとすると・・・
(寒いし、ビールもしこたま飲んでるしね~・・・(笑))

じゅりは気配を感じるとさっと起きて、
一緒に私の後を付いてきてくれました。

誰もいないキャンプ場・・・
トイレに行くのは怖いし不安だし・・・
じゅりが付いて来てくれるのは、
何とありがたかったことか・・・

で、私がトイレに入っている時も
ちゃーんとお座りして、ふぁ~とあくびをしながら
ドアの前で待っていてくれました。

そして帰るときもトコトコ私の後ろを付いてきて
私がテントに入ると一緒に入り
くるっと、まあるくなって寝ていました。

朝になって・・・
「も~、じゅりは付いて来てくれるのに・・・」
といつも夫に、思いっきり嫌味を言いましたけど・・・(笑)

そんな、私にとっても、夫にとっても
父にとっても・・・・
かけがいのない、大事な存在のじゅり・・・

昨日とうとう、お星さまになってしまいました。

寝たきりになってから4ヶ月・・・・

一生懸命介護しました。
心残りはありません。

昨日の夕食・・・ちょこっとだけ口を付け、
しばらくしてから、
眠ったまますーーっと冷たくなっていきました。

大往生だと思います。

16年半、我が家の宝でした。
感謝、感謝・・・です。

j

2009年02月05日 | この記事のみを表示 | 7.プライベート | コメント(4)