日・月と・・・

2008.8.5

横浜でのカワイの音楽コンクール
全国大会から帰ってきました。

最近は、いろいろなコンクールに
生徒たちがチャレンジするようになり
そのコンクールのシステムや課題曲、
参加者たちの演奏も聴け、なかなか興味深いです。

カワイのコンクールは初めての参加でしたが
106ヶ所の地区予選で5,816名が参加し、
9ヶ所の地区本選で407名に絞られ、
その中から小学生11名、中学生11名が選ばれ
全国大会・・・という流れでした。

全国大会の会場は
「横浜みなとみらいホール」・・・
一度行ってみたいと思っていたので
わくわくでした。
こんなすごいところで演奏できるなんて・・・

会場に行き、プログラムを覗いてみると
全国大会出場のメンバーは
過去ピティナの全国大会入賞者など
そうそうたるメンバーでした。
会場で、何人もピティナ関係の先生たちにもお会いしました。
やはり・・・と言いましょうか・・・(笑)

全国大会の小学生の部の演奏曲は、
4月の本選終了後に出されたオリジナルの作品と
4分以内の自由曲、と言うことでしたが、
何と小学生がラフマニノフやラヴェルを弾くんですから・・・
いやいや、びっくりでした。

中学生は課題曲、バッハとプロコフィエフ、
そして6分以内の自由曲、というものでした。
こちらにもリストの超絶技巧などが並び・・・

小学生11名、中学生11名
全員の演奏を聴きましたが、
中に鳥肌の立つような素晴らしい演奏をする子がいて・・・
本当に良い勉強になりました。

そしてこのコンクールの良い点は・・・
事前にリハーサルがあるのですが、
そのリハーサルの後から本番終了後まで
出演者は全員、親や指導者とも隔離され
参加者だけで団体行動します。

出された昼食を皆で食べたり、
本番中は舞台袖で全員が待機、
その後、小学生たちは中学生の部になると、
客席の決められた位置で中学生の演奏を聴く・・・
と言う流れになっていました。

全国の各地区を代表する子供たちですが、
一旦ステージを降りると皆
ごく普通の小学生や中学生・・・

一緒に行動するうちにすっかり打ち解け
仲良くなったそうです。

表彰式までの時間、
皆が輪になって楽しそうに談笑しているのが
とても微笑ましかったです。
(お互いの練習時間や練習方法も話したりしたそうです。)

こう言った交流は、本当にいいなーと思います。

これからずっとピアノを続けていく中で
壁にぶちあたったり、悩みや苦しみも出てくることでしょう。
だけど、こうやって出会った友人たちが
各地で頑張っている!と言うことを思い出して
いろいろなことを乗り越えていって欲しいです。

うちの生徒は惜しくも入賞は逃しましたが
初めてのこのコンクールへの参加で全国大会まで進み
本当にいい経験をしたと思います。
そして私も同じく、良い経験をさせてもらいました。

で、ダッシュで羽田に向かい
最終の飛行機に飛び乗りましたが・・・
雷雲の関係で50分も飛ばない飛行機の中で待機・・・
いや~、ちょっとくたびれましたが・・・

今日からまた張り切ってレッスンです!

08.8.4-2
↑会場の、横浜みなとみらいホール

08.8.4
↑本番中は撮影禁止なので、リハーサル中をパチリ!

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