自分をイメージする

2004.6.20

うちの教室の生徒のコンペ参加は
今日が初日となりました。

昨日の最終レッスンで、私が言ったこと・・・

「明日の自分の演奏をイメージしてみて」・・・と言うことです。

緊張は・・・して当然と思います。
その緊張の中、自分はどんな演奏をするか・・・

緊張でがちがちとなり、不本意な演奏をする自分・・・
緊張の中、しっかりとした意思を持ち
「私はこう弾くんだ!」と言う演奏をする自分・・・

あなたはどちらの自分でありたいと思うか・・・

もちろんみんな
「がちがちの演奏は嫌だ!」と答えました。

ならば、そうでない、
緊張の中でしっかりと意思を持った演奏をする自分を
強くイメージしてみて・・・
しっかりとそれを自分に叩き込む!

で・・・当日は、
その自分のイメージどおりの演奏ができたら大合格!
と言うことにしようね・・・と話しました。

当日の評価と言うのは、
審査の先生が1人違う方になっただけで変わるのです。

また例えば同じ日でも、もし違う会場で出たとしたら、
違う結果が出ることは大いにあり得るわけです。

だからそれだけに振り回されず、
自分のイメージした演奏が当日できたか・・・
それを一番大事なこととしようね!と話しました。

演奏終了後、生徒達に尋ねました。
「どう?満足できた?」

にっこり笑顔で「うん。満足!」と答えた子・・・
「ううん!満足できない!」と答えた子・・・

いろいろです。

満足できなかった子は、次回に
イメージ通りの満足する演奏ができることを目指せばいいのです。

これは実は夫が今学んでいる
「選択心理学」の話を聞きながら、
ピアノの演奏に応用できるなーと思ったのです。

キーワードは「自分」です。

未来のどういう自分を選択するかも「自分」、
そうありたいと強くイメージするのも「自分」です。

他人からの「こうしなさい」ではないのです。

最終的に今日の結果は、
本選に2名が通過、ということになりました。

ただ、進めなかった子も、次回何を目標に頑張ればよいのか、
きっとつかんでくれたと思っています。

来週、再来週とコンペティションは続きます。

イメージした自分に近づく演奏ができるように・・・

全員が「大満足!」と言える演奏ができるように
私は傍らで楽しみに見守っていきましょう。

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