2006年12月の一覧

良いお年を!

年明け早々に姉の結婚式・・・
と言うことで、我が家はいつになく
「家中きれいにして新年を迎えよう!」ムードがいっぱい・・・
カーテンを新調したり、冷蔵庫を買い換えたり・・・
そりゃあもう、ばたばたの年末でした。

で、あれ~!もう31日だ~!

年明けには弟一家も戻ってくるわ
姉のお婿さんもやってくるわで
大新年会もあり・・・
これは全て夫が料理人として活躍してくれるらしい・・・(ホッ・・・)

と言うことで、嬉しいやら忙しいやらの
年末年始です。

今年一年・・・
仕事の面でも、生徒たちの頑張りで
とても良い年になりました。

ピティナ、JPTA、ショパコンは
どれも全国大会まで進出してくれ、
中国ユース、PTCでは全員予選入賞
本選でもたくさんの生徒が入賞を果たしました。

また3月の発表会、6月、11月のステップは
たくさんの生徒が出演してくれ、
何名かは室内楽も体験してくれました。

振り返ってみると嬉しいことばかりですが、
生徒も私もこれに奢ることなく
来年も、たった1つの音にもこだわって・・・
地道にやって行こうと思います。

更新もさぼり気味のこのHPに来て下さった皆様
本当にありがとうございました。

どうか良い年をお迎え下さい!   

2006年12月31日 | この記事のみを表示 | 7.プライベート | コメントは受け付けていません。

写真撮り

24日のクリスマスイブは
年明け早々に結婚する姉の写真撮りの日でした。

当日は、小さな神社で家族だけの「地味婚」の予定で
衣装も地味目な和服とすることになったのだけれど、
「写真くらいはちゃんとした衣装を着て写したい。」
との希望で、この日は某写真館で
白無垢に角隠し、その次は綿帽子、その後色内掛け・・・と
一通りの婚礼衣装に身を包み、大撮影会(?)となりました。

私の時は、教会での挙式だったので
白のウェディングドレスとカクテルドレスだけでした。

なので、あの婚礼衣装と言うのがどうなっているのか
興味津々・・・

着替えの時から張り付いて、
デジカメでカシャカシャ撮りながら
観察させてもらいました。

あの簡単な白い布キレで、角隠しや綿帽子が出来上がる様は
感動でした。
日本の伝統文化だわ~・・・

その後、姉の夫となる人の家で
賑やかなクリスマス会となりました。

本人たちの了解を取っていないので
ぼかしを入れた写真を大公開!(笑)

2006年12月26日 | この記事のみを表示 | 7.プライベート | コメントは受け付けていません。

クリスマスプレゼント

大阪の石嶺先生から
とっても素敵なクリスマスプレゼントが届きました。

浜松国際でご一緒した時話しの出た
「ピアノへの招待 バロックの鍵盤楽器」
というDVDです。

一番感激だったのは、古典舞踏を、当時の衣装で、
あの浜中庸子先生が踊っておられる映像が入っていることです。
うれし~~い!

バロック時代の舞踏音楽・・・
メヌエットやガヴォットなどは、
特にコンクールを受ける生徒たちは
避けて通れない作品です。

そのたびに、その当時の様子が描かれた本を見せたり、
「こーんな衣装を着てね、こうやってお辞儀をしてね・・・」
とピアノの横で舞踏の様子を説明するのだけど・・・

何と言ってもいつもパンツ姿の私が踊って見せたところで
あの優雅な雰囲気は伝わらない・・・
(だいたいまともに踊れないし・・・)

これからはこのDVDを見てもらったらいいわ!
それにしても、本当に優雅・・・うっとりします。

これを見れば、メヌエットを超スピードでイケイケ弾きする子は
いなくなる・・・・はず!

チェンバロやクラヴィコードの演奏風景もたっぷり入っているのが嬉しい!

チェンバロは、盛り上げる時
2段鍵盤を同時に弾くというのは知っていたけれど
こんな風になるのか~・・・初めて見ました。
これも感激!

後半のバッハのインヴェンションやシンフォニアの話も
とても興味深いものでした。

石嶺先生、大感謝です!

何かお礼を・・・と思っても・・・
「広島風お好み焼き」くらいしか思い浮かばないのが
悲しい・・・(>_< )

2006年12月20日 | この記事のみを表示 | 6.おすすめ! | コメントは受け付けていません。

バレエの発表会

昨日は、HちゃんとMちゃん姉妹が出演する
バレエの発表会を見に、呉まで行ってきました。

呉市文化ホールと言う大きなホール・・・
満員のお客さんでした。

バレエの発表会は、う~んと5度目くらいかな?
全てバレエを習っている生徒にチケットをもらって・・・です。
なかなかこういうきっかけでもないと行くことがないので
できるだけチケットを頂いたら行くようにしています。

今回の出演者は・・・総勢150名くらいかな?
4時間半にも及ぶ、盛りだくさんの内容の発表会でした。

ピアノの発表会とは比べものにならない大規模なものです。
時間をかけ、1人1人の生徒のことを考え、
企画し、構成し、振り付けをし、レッスンをし・・・
バレエの先生って本当にすごい!
頭が下がります。

ステージには幼稚園児と思われるちっちゃな子も
たくさん出てきました。
でもその子達も、動きもきちんと覚え、ちゃーんと踊ってる・・・
「まだ小さいんだからいいや」でなく、
一生懸命指導された先生の姿が目に浮かぶようです。
あ~・・・こう言うのって、とてもいい刺激になります。

そしてHちゃん、Mちゃんの出番では・・・
つい2人に目が釘付けになります。

やっぱりすごいな・・・
踊りのキレがいいし、本当に楽しそう・・・

振り付けがスタートしたのは
今年の夏休みの頃だったと思います。

週4日のバレエのレッスン・・・
ピティナのコンペ本選の前日も
全国大会の前後も(表彰式も欠席して・・・)
確かバレエの練習に行くと言っていたような・・・

そんなハードスケジュールの中、
全国大会ではソロ、デュオとも入賞、
その週末のユースの本選では最優秀賞に優秀賞・・・

この小さな体で、よくもこんなすごいことを
やってのけたもんだなーと思います。
ただ、たぶん2人は「すごいことをした」なんて
ちっとも思っておらず・・・
ただ毎日目の前のことを精一杯やっていっただけなんだと思います。

そして2人は、これからも、ピアノとバレエと
両立させて頑張って行くようです。

私もピアノはもちろんの事、バレエの方も
密かに応援して行きたいです。

今度は・・・1年半後の発表会・・・
楽しみです!

2006年12月18日 | この記事のみを表示 | 5.生徒のこと | コメントは受け付けていません。

ショパンコンクールinASIA

ショパンコンクールinASIAを受けた
Uちゃんのお母さんから
審査員のコメント用紙が送られてきたと連絡がありました。

明日のレッスンまで待ちきれないので、
ファックスで送ってもらうことに・・・

一番興味津々だったのは、
ケヴィン・ケナーのコメントです。

ショパン国際コンクール最高位、
チャイコフスキーコンクール第3位を受賞し
世界的なピアニストとして活躍しているケヴィンが
うちの生徒の演奏を、どう評価してくれるんだろうか・・・

送られてきたコメント、
もちろん真っ先にケヴィンのコメントを・・・

1曲めのバッハ、インヴェンションに対し
「輝き、生き生きとした、重さの出ることのない音を持っています。
想像力のある色やアーティキュレーション、とてもよくできました!」
とありました。

やった!と心の中でガッツポーズ!(笑)

バッハの演奏法に関しては、
私が長年一番悩み苦しんできたことです。
もちろんバッハの時代に今のピアノがあったわけではないし、
これが正しい弾き方、というのがあるわけでもないのですが・・・

どうすれば、たくさんの人に「いいね!」と言ってもらえる演奏になるのか・・・
やっとやっとここ数年、これだ!と思うところに達し
生徒にも信念を持って教えているつもりですが・・・

やはり世界的な視野に立って
「本当にそれでいいのか?」というところでは、
不安がないわけではなかったのです。

今回のこのケヴィンのコメントで
とても勇気付けられました。

このショパンコンクール
運営面でいろいろ問題があると言うようなことも漏れ聞き
生徒を参加させることに少々不安もあったのだけど・・・

今回Uちゃんに参加してもらって、
本当に良かった・・・!

ただ、1月7日の全国大会、
姉の結婚式がこの日となってしまい
聴きに行くことができないのです。
これがとてもとても残念・・・

↓コメント用紙、ショパンの肖像画付でした。(笑)

2006年12月13日 | この記事のみを表示 | 2.コンクール | コメント(2)

最優秀賞受賞記念演奏会

昨日は、中国ユース音楽コンクールの
最優秀賞受賞記念演奏会がありました。

出演は、ピアノ部門の最優秀賞10名と
管楽器部門の4名・・・

はじめに司会者の方から、
このコンクールの全参加者
1583名の中から、予選、本選と勝ち進んで
最優秀賞を受賞した14名の方です、
という紹介がありました。

ピアノ部門に至っては、1472名の中からの
たったの10名・・・
は~、これはすごいことなのだなーと改めて思いました。

2番手で演奏した小学1年、Mちゃん・・・
曲は湯山昭「お菓子の世界」より、シュークリームとポップコーン・・・

シュークリームはウィンナワルツ風のおしゃれ感を出すのが
とても難しい曲です。

Mちゃんとは「できたてのシュークリームの匂いのする演奏」を目指しました。

演奏会に行ってくださった生徒のお母さんが
「つやつやの、カスタードクリームみたい・・・素敵でした!」
と言って下さいました。
やったね!Mちゃん・・・

ポップコーンの方も、
「ぽん!」とはじける感じがとーっても出せて、NICE!!!

Mちゃん、ステージ経験を重ねるたびに、
ぐんぐんと成長する様子が眩しいほどです。

そして小学5年生、Uちゃん・・・

ショパコンinアジアの予選と本選の曲
ショパンの3つのエコセーズと幻想即興曲を
今回の演奏会の曲に選びました。

どちらも小5で弾くには(いや、中学生でも・・)難曲ですが、
本当によく短期間で頑張ってくれました。

昨日は鼻をすすりながらの熱演となりましたが、
「幻想」の途中で、左手で鼻水を拭い、その手をスカートで拭いて
またすぐに弾き続ける早業には・・・まいった!

誰かビデオを撮っていたら、
「もう一度見たいあのシーン」です。(笑)

ただ、ステージ上では
ピアノの音以外の雑音は、ご法度・・・

今度は「鼻水が出てきても垂れ流しながら演奏」
というワザを、身につけてもらわなければいけません。

と言うわけで、大いに2人の演奏には楽しませてもらいました。
他の出演者も皆素晴らしい演奏で、あっという間の3時間でした。

うちの教室の他の生徒たちも、たくさん聴きに来てくれていましたが、
皆良い刺激をたくさんもらって帰ってくれたことと思います。

そのあとは、PTCの先生たちとの忘年会・・・
気の合う仲間と、美味しい料理、お酒を頂きました。

これにて今年の大きな行事は終了!

来週はHちゃん、Mちゃんの出演するバレエの発表会を
呉まで見に行きます。
これも楽しみ!

そしてその次は・・・え!もうクリスマス!! はやっ!

2006年12月11日 | この記事のみを表示 | 2.コンクール | コメントは受け付けていません。

帰りました・・・

金曜日、午後の便で東京へ・・・
最近は、何故か飛行機に乗るとすぐに爆睡してしまうことが多いです。
飲み物のサービスにも全く気がつかないまま東京に到着・・・

東京に着くとすぐにホテルへ・・・
今回は移動のことなど考慮して、田中先生お勧めの
浅草のホテルにしました。

都営浅草駅を降りてホテルに向かっていたら
いきなり「雷門」が現れた~~~!
テレビではよく見るけど、本物は初めて・・・感激!

ゆっくり観光している暇はないので
ホテルにチェックインしたあと、すぐに第一生命ホールに向かいました。

ここには去年の夏、コンペのJr.G級を聴きに来たな~・・・

中央にはちょっと古びた感じのスタインウェイが鎮座していました。
ホロヴィッツが晩年、ずっとリサイタルにも持ち歩き、
決して誰にも触らせなかったと言うピアノです。

時間ちょうどに始まったフランツ・モアの講演は
本当に面白かった!

ホロヴィッツをはじめ、ルービンシュタイン、
グレン・グールドなどそうそうたるピアニストたちの調律を担当、
特にホロヴィッツに関しては、25年もの間専任調律師を
務め上げた人です。

我々が知り得ない、天才ピアニストたちの素顔、エピソードなど
楽しく語って下さいました。

特にホロヴィッツの自宅に招かれた時の話・・・

ホロヴィッツの奥さんから愚痴を聞かされたそうです。

「この人ったら、モスクワでの演奏会が近いのに
 ちっとも練習しやしないのよ。
 特にスクリャービンなんて全然・・・」

すかさずホロヴィッツが言ったそうです。

「僕はあの曲・・・嫌い!」
またこうとも・・・
「あの曲は昔弾いたから、練習しなくても覚えてるんだ!」

うちの生徒の家でも繰り広げられているようなバトルが
あの天才ホロヴィッツの家でもあったのか・・・と思うと
なんとも愉快でした。

やっぱりみんな、人の子なのね~~・・・

リハーサルでも、直前までがんがん練習する人もいれば、
さっぱり触らない人もいたそうです。

そんな楽しいお話の後は、コブリンの演奏でした。

もちろん完璧な、素晴らしい演奏だったけれど・・・

う~ん、今回のこのホロヴィッツのピアノは
やはりそう一筋縄にはいかないのだろうな。

ちょっとやそっとで手懐けられるか!と言うような、
ピアノのプライドを感じた演奏会でした。

次の日は、ピティナ本部近くの福田専務理事自宅にて、
ステーション育成委員会の会合でした。
ピティナのHPにその様子がちらりと・・・
 ⇒http://www.piano.or.jp/gaiyou/sr/archives/2006/12/post_208.php

写真を写した時、逆光だったようで・・・
さあ、私はどれでしょう・・・(笑)

次の日は、浅草から電車で30分ほどのところ
埼玉県越谷でのステップ審査でした。

楽器店のビルの中にあるホールでの、
とってもアットホームなステップでした。

そんな行事の合間を縫って
浅草の町もあちこち見て回りました。

とてもユニークな町で・・・
また行きたいな~・・・・

帰りの飛行機はかなり遅れが出て、
帰ったらすぐに午後のレッスンスタートでした。

さすがに疲れた~・・・

これからは、もうちょっと余裕を持って時間を組まなくっちゃな・・・

で、最後の出張も無事終了しました。

↓感動(?)の雷門・・・

2006年12月05日 | この記事のみを表示 | 1.スケジュール | コメントは受け付けていません。

呉での初ステップ!

来年2007年5月に
広島県呉市で、初のステップが開催されることになりました。

昨日は東京から林苑子先生においで頂いての
説明会がありました。
私もサブと言うことで少しお話をさせていただくことになり
朝からJRで呉に向かいました。

呉線に乗るのは何年ぶりだろう・・・

途中から瀬戸内海が眼下に広がり
とても快適な列車の旅でした。

会場はステップが開かれるのと同じ
呉駅前の呉大学キャンパス・・・
駅からすぐのところで、とても便利、
そしてきれいな会場です。

2時間あまりの説明会、
30名を超える熱心な先生方がお集まりくださいました。

私はステップのこととなると
ちょっと熱くなってしまうので
話せと言われれば何時間でもお話したいことがあり・・・

でもコンパクトにまとめなくては・・・と思い
すごく早口になってしまったかも・・・(反省・・・)

そのあと呉の先生方と、林先生も交えての昼食会となりました。

代表の馬場先生は、1回目の参加者が集まるかしらと
心配されていたけれど、
あの様子だと、1日で収まりきれないほどの参加者が
殺到するのでは・・・と言うような気もします。

また、マリンバとのアンサンブルなども企画されているよう・・・
楽しいステップとなりそうです!

これをご覧の呉周辺の方、
来年5月27日開催の呉でのステップ
是非是非ご参加ください!

詳細はPTNAのHPで・・・

あ、その次の週、6月2日、3日は
こちら、廿日市地区でのステップがあります。
会場は今年と同じ、はつかいち文化センターさくらぴあです。
たくさんの皆様の参加をお待ちしております!

で、私はこれからまたまた東京出張です。

明日、本部での委員会、3日の日曜日は
越谷でのステップ審査です。

また今夜はピティナの創立40周年記念ということで
調律師、フランツ・モアの講演と
アレクサンダー・ゴブリンのコンサートが
第一生命ホールで開かれます。
これも聴きに行ってこようと思います。

これで私の今年の出張も終わり・・・

帰ったら・・・少しは家を片付けないと・・・
は~~~~・・・・・・

2006年12月01日 | この記事のみを表示 | 3.ピアノ・ステップ | コメントは受け付けていません。