2011年09月の一覧

チェンバロ体験しよう!

今年の8月、
ピティナの本選の審査に行った時のことです。

ご一緒させて頂いた名古屋の先生が
「私、6月に広島の予選に行ったのよ。」
と、その時の話をあれこれして下さいました。

その中で
とにかくレベルが高くてびっくりした・・・と・・・

名古屋もピアノのレベルが高いことでは有名なところですので
そこの先生に褒めて頂けたことは、とても嬉しかったです。

そして・・・
「皆さんバッハがお上手だったわ。何でなの?」
と聞かれたんです。

私は・・・
中国ユースコンクールの話をしたんですよ。

広島ではとてもメジャーなコンクールで
広島の地方新聞に受賞者の名前が載るので、人気が高い。

そのコンクールがどの部もバッハ1曲で勝負なので
広島の先生達はバッハ攻略にとても熱心で・・・
バッハのセミナーなども、
このコンクールの時期にはあちこちで開かれていて、
どこの会場も先生たちがいっぱいで・・・
などなど、話したんです。

「そう・・・それでなんですね。
 どの子もどの子も、とっても素敵に弾かれるんで、
 何で?と思ったのよ。」と・・・

このコンクール・・・
バッハたった1曲で、何がわかるのさ!と言う気もして
私は好きなコンクール、とは言えないのですが・・・

ま、このコンクールに嫌ほど落っことされてきたからこそ
「何とかせにゃ!」とばかり、
必死でバッハを勉強してきたことは確かで・・・

私以外の広島の先生方も、そういう方多いでしょう・・・

でもそう考えてみると、このコンクールの存在価値も
大いにあるわけです。

バッハがキチンと弾ける人は、
他の時代の曲も、美しくちゃんと弾けます!(きっぱり!)

一番繊細な、指先のコントロールが要りますからね、
ここがちゃんと使える人は、あとの曲も違いが出ます!

で・・・今までの話は前フリでして・・・(笑)

これからが本題です!

12月11日に開催される広島中央のステップ
(会場は、エリザベト音大 ザビエルホールです。)
今年はチェンバロ体験ができます!

隔年開催で、昨年は室内楽体験でしたが・・・

ステップの中で、チェンバロでの演奏ができるんです。

本番前に、チェンバロの先生に別室でレッスンを受け、
その後ステージで本番!という流れになります。

これ、バッハなどのバロック音楽を弾くにあたり、
すごくいい経験になります。

来年もユースを受けるぞ!という方、特にお勧めします。

当たり前のことですが、
ピアノでチェンバロの音は出せません。
(発音のメカニズムが違います。)

ですが、その当時、バッハを含むバロック時代の作曲家たちが
この楽器にインスピレーションを得て
多くの作品を書いたのですから・・・

この楽器のことを知る、
この楽器の奏法を知ることで、
ピアノでのバッハの演奏がぐんと魅力的になることは
間違いないです。

一回ナマのチェンバロを弾いてみる・・・
とっても大事な経験だと思います。

このチェンバロ体験、小さい方から、大人の方まで
どなたでも参加して頂くことができます。

うちの生徒達は・・・

例えばバッハのインヴェンションの1曲を
まずはチェンバロで弾く・・・そのあとピアノで弾く・・・
というような、参加の仕方をしています。

同じ曲を両方で弾くと、
より楽器の違いが感じられて面白いですよ。

是非是非チャレンジしてみてください!

↓(クリックすると大きくなります。)


11.9.28s

  
詳しい内容は、
PTNA広島中央支部(ヤマハミュージック中四国 広島店)
TEL:082-244-3760
e-mail:miwa_nakatsu@gmx.yamaha.com

までお問い合わせ下さい!

2011年09月28日 | この記事のみを表示 | 3.ピアノ・ステップ | コメントは受け付けていません。

連休は・・・

お墓参りに
家族と島(沖家室島)に行っていました。

この季節が・・・
やっぱりいいですね~~~

ベランダに出ても、
日差しもちょうど良いし、
風もそよそよと気持ちい~~い!

いろいろ聴きたいCDや
見たいDVDも持って行ったけれど
結局はなーんにも聴かず、なーんにも見ず・・・
ぼ~~っとしていました。

ま、こんな時間も必要かと・・・

堤防には、釣り人がたくさんでした。

うちの夫、義兄も船で漁に出て、
アジやら鯛やら釣って来てくれました。
(写真、取り忘れた~~~!)

その、釣ってすぐのお刺身を頂き、
ワインやらビールやら・・・

よく食べてよく飲んだ連休でした。

さ、また頑張りますわよ!

11.9.25

2011年09月26日 | この記事のみを表示 | 7.プライベート | コメントは受け付けていません。

なんと!

11月13日に実施することになりました
ピアノ指導者実技研修⇒「これ」ですが・・・

なんと!!定員に達して締め切ったそうです!

あっという間だったですね~・・・
(・・・ま、会場が狭いからなのですが・・・汗)

お申し込みくださった方、ありがとうございました。

モデル生の3名の方も、ご応募いただきまして締め切りました。
ありがとうございました。

ただ・・・
指導実技を実際にしてくださる3名が・・・まだなんです。

あ~~!申し込もうと思っていたのに~!
・・・・と思っておられる・・・あなた!

是非思い切って、指導実技生に申し込んでください!

私・・・いじめませんから・・・
大丈夫ですので・・・!(笑)

2011年09月23日 | この記事のみを表示 | 4.コンサート&講座 | コメントは受け付けていません。

YouTubeに・・・

ピティナの全国決勝大会のDVDが送られてきたと
Yちゃん、Mちゃんが持ってきてくれました。
感激も新たに・・・拝見しました。

1曲だけ・・・Yちゃんのハイドンの演奏を
本人の承諾を得てYouTubeにアップしました。

海外におられるYちゃんのご親戚にも
見て頂くことが出来ますね!

Yちゃんは、D級8グループ中、第1グループでした。

朝早いので、楽器の鳴りもイマイチかな~という状況でしたが
Yちゃんが弾き始めると、楽器が目を覚ましたように感じました。

小鳥のさえずりのような、美しい音色が
王子ホールに響きましたよ。

その感じ・・・映像から伝わればよいのですが・・・

Yちゃんの、シューマンの演奏は
ピティナのHPからご覧になれます。⇒ここのD級のところです。

2011年09月22日 | この記事のみを表示 | 9.動画 | コメントは受け付けていません。

帰りました。

湘南9月地区のステップから
帰ってきました。

神奈川県藤沢市であったこのステップ、
最初は1日開催の予定でしたが、申し込みが多かったことで
結局18日の18時半から21時、
そして19日の9時半から20時半という
2日間にわたるステップとなりました。

久しぶりのステップでしたが
実施事務局の先生方、
他のアドバイザーの先生方に助けて頂きながら
何とか無事終えることができました。

ステーション代表の金子彩子先生をはじめ
スタッフの先生方、大変にお世話になりました!

そして・・・今回すご~~くびっくりしたこと・・・

今回、「ドゥオール」というピアノデュオでご活躍の
藤井隆史先生、白水芳枝先生とご一緒させて頂いたのですが、
その藤井先生・・・
な~んとお父さまが、山口県周防大島のご出身とか・・・

またまたびっくりするのが、おばあさまのご実家が
その周防大島の先っちょにある、沖家室島(うちの両親の故郷)
という事で・・・

藤井先生は小さい頃、夏休みは
今年はピティナで頑張る年、
今年はおばあちゃんのいる大島で遊ぶ年、
と隔年で過ごしておられたそうです。

いや~~、世の中狭いですね~・・・

東京在住のピアニストの先生から
「安下庄(「あげのしょう」と読みます。周防大島にある町)に行ったときね~」
なんて話を聞くとは思わなかった・・・

しばしその話題で盛り上がりましたよ。

で、お2人は、ステップの合間に
2回のトークコンサートもして下さいました。

曲目は、ブラームスのハンガリー舞曲と
サンサーンスの動物の謝肉祭より・・・

谷川俊太郎さんの詩のナレーションとともに
演奏された「動物の謝肉祭」は
本当に楽しかった!(そして演奏ももちろん素晴らしかった!)

うちの生徒達にも聴かせたいな~・・・と思っていましたら
何と来年の秋、広島でのコンサートがあるそうで・・・

ちょっと先の話ですが、皆さん首をなが~くして
待っていましょうね!

ドゥオールのHP⇒ ここです

そして、もう1つ・・・
この連休、とても気になることがありました。

Mちゃんの、全日本学生音楽コンクール出場です。

ステップと重なって、大阪まで聴きに行くことができず・・・

「予選は行けないけど・・・本選には行くから、予選通過してちょうだい」
と頼んでいたのです。

その私の願いを叶えてくれ、
この難関のコンクール(予選通過は2割弱)の予選を突破してくれました。

先月ピティナの全国出場&ベスト賞受賞に
今月の音コン予選突破・・・すごいわ~~~、Mちゃん!
おめでと~~う!

で・・・
今回ご一緒させて頂いたアドバイザーの先生方です。

左から、小池由美先生、白水芳枝先生、藤井隆史先生
11.9.20

2011年09月20日 | この記事のみを表示 | 3.ピアノ・ステップ | コメントは受け付けていません。

10年です!

ステップのアドバイザーの仕事を
初めてさせて頂いたのは
兵庫県尼崎のステップでした。

2001年の夏のことです。

なので・・・今年でちょうど・・・10周年です!

この話を頂いた時、何が嫌だって・・・

講評が一番嫌だったんです。

大勢の前で話をするだなんて・・・
想像しただけでぞっとしました。

そのことで、すごく悩んで・・・

でも悩んだ末、せっかくのお話、
ここでエイッと一歩踏み出してみることで
何か自分自身が変われることもあるかと・・・

お受けすることにしたのです。

案の定・・・初めのころの私の講評・・・
ひどかったですよ~~~

足は震えるし、声はうわずるし~・・・

もしあのころの私の講評、録画している方がおられたら
土下座してでも消去してもらいたい。(笑)

それでも、慣れとはすごいものです。

何度か繰り返しているうちに、
大勢の人の前で話しをするのも
それほど苦にならなくなり・・・

今ではセミナーなんぞで、しゃべり倒しています。(笑)

人間、幾つになっても変われるもんだなーと思います。

ステップは、もうたぶん60箇所くらいは
行ったんじゃないでしょうか・・・

70人位から、多い時は2日間200人という時も・・・

たくさんの方のたくさんの演奏を聞かせてもらい、
コメントも書いてきました。

いろ~~んな方との出会い、
いろ~~んな曲との出会いもありました。

またバイエルとか、チェルニー30番とか・・・
今までどーーってことないと思っていた曲でも、
素晴らしい演奏に出会うと「うわ、この曲、こんなにいい曲なんだ~」
ということもたくさんありました。

感動する・・・という点では・・・

必ずしも上手な演奏、達者な演奏に
感動するかというと、そうでもなく・・・

たどたどしいのだけれど、
一音一音に心のこもった演奏に、
手が震えるほど感動したこともありました。

そして何より良かったなーと思うのでは・・・

アドバイザー席は、ピアノからやや離れた場所にあります。

たくさんの方の演奏、音を聴いていて・・・

体のフォームと音との関係・・・
これをたっくさーーん見させていただいたのは
私にとってはとても大きな収穫でした。

やはり美しい演奏は、美しいフォームから
発せられることが多いということです。

あ、いい音・・・と思って奏者を見た時
重心がしっかりとし、肩から指先までのラインが自然で美しい・・・

肩が上がっていたり、猫背で極端に下を向いていたり
手ががちがちに強張っていたり・・・
そんな状態では、美しい音、こちらの心に響く音楽は
聴こえてきません。

肩(正確には肩甲骨あたり)から指先までをホースに例えると
どこが詰まっている(力が入っている)から
水(美しい音)が出なくなっているのか・・・

肩なのか、肘なのか、手首なのか・・・
そんなことも、少し離れた位置から見ると
わかるようになって来ました。

なので時々
「さわだ先生のとこの生徒さん、皆さん音がきれいですね。」
と言ってもらえる事がありますが・・・

それは、このステップでの経験が
実は実は大いに関係があると・・・私は思っています。

ステップで100回表彰を受けられた方が
「私の先生はステップです。」と言っておられましたが・・・

私は・・・
「私の先生は、ステップでの皆さんの演奏です。」
と言っても、過言ではないかと・・・

そのステップですが、
5月から8月までは、コンペの審査と生徒達のレッスンとで
手一杯になるので勝手ながらお休みさせてもらっていました。
(本当に勝手だこと・・・!)

で、今月からまた行かせて頂きます。

明日から神奈川県藤沢市におじゃまします。

久々なので、ちょっと緊張・・・

声がうわずるかも~~~(笑)

たくさんの方の演奏、楽しみにしています!

2011年09月17日 | この記事のみを表示 | 3.ピアノ・ステップ | コメントは受け付けていません。

ピアノ指導者実技研修

ピティナやPTCの会員の先生方には
ヤマハから郵便でチラシが届いているかもしれませんが・・・

11月にこーんな事をします。

11.9.14-2

ここをクリックすると、PDFファイルが開きます。⇒「ここ」

ピアノ指導者実技研修

2011年11月13日(日)13:30~15:00

ヤマハ広島店 3Fピアノフロア

何をするのかと申しますと・・・

どなたか先生に、モデル生のレッスン(10分~15分)をして頂き
それに関して私がアドバイスをする・・・というものです。

一応、ピティナの指導者検定 実技試験対策でもありますが、
どなたが参加下さっても構いません。

この日は3人程度(ブルグミュラー2名、バッハインヴェンション1名)
を予定しています。

私にとっても初めての試み・・・
モデル生さんも、うちの生徒ではありませんし、
さて、どんなことになるのやら・・・楽しみではあります。

セミナーで、どんな立派なことを語っても、
じゃ、実際やってみてよ!ってことで、
生身の生徒さんに的確なレッスンが出来なければ
お話になりませんからね。

で・・・!!
この「指導実技」をしてくださる先生・・・3名募集いたします!

もちろん・・・大変だと思います。
初めて会う生徒さんに、大勢の前でレッスンするのですから・・・

ですが、きっと得るものはあると思うんですよ。

恥をかく・・・かもしれません!
でも・・・恥をかくことを恐れて、成長はないと思います。

私と一緒に、大いに恥をかきましょう!(笑)

「よっしゃ~!」と思ったあなた!お知らせくださいね!

それから・・・
この企画に協力してくださるモデル生(小中学生)も募集します。

ブルグミュラー25練習曲から1曲弾いてくださる方・・・2名
バッハ インヴェンションから1曲弾いてくださる方・・・1名  です。

暗譜でなくても構いません!

とーーっても優秀な方・・・でないほうが良いかもしれません。

ちょっと脱力がイマイチ・・・とか、
テンポがどうも安定しない・・・とか、
いろいろという悩みを持った方・・・是非モデル生になってください!

申し込み、お問い合わせは・・・こちらの「お問い合わせフォーム」
またはPTNA広島中央支部 082-244-3760 へお願いします。

で、この指導者実技研修、聴講をご希望の方は
PTNA広島中央支部 082-244-3760 FAX082-244-3668 へ!

ピアノ売り場奥のサロンで、狭いスペースでの実施ですので
人数に限りがあります。
お早めにお申し込みください!

2011年09月14日 | この記事のみを表示 | 4.コンサート&講座 | コメント(2)

秋の花粉・・・

9月に入ったあたりから
ちょっとおかしかったんですが・・・

お昼頃、買い物に出ると
くしゃみが連発・・・
4回くらい続けざまに・・・・

最初の生徒さんが来ると
また4連発・・・(笑)

鼻の周りがむずむず~~~・・・

これ、秋の花粉症なんですねえ。

春のときと違って、
一日中ぐずぐずではなく、
ぶわっと症状が出たかと思うと
治まってなんでもなくなったり・・・

ブタクサとか、ヨモギが原因なんですねえ。

ブタクサって・・・あまりに私に似合ったネーミング・・・(笑)

風邪ですか?
と聞かれるときもありますが、
風邪ではありませんのでご心配なく・・・

いつまで続くんでしょうねえ。

目もかゆいよ~~~

↓久しぶり、今週のお花です!
11.912

2011年09月12日 | この記事のみを表示 | 7.プライベート | コメントは受け付けていません。

父のこと・・・

現在84歳の父・・・

今年のはじめ、膝が痛いと言い出し
近くの整形外科に通いました。

何度か通院しても、なかなか痛みが消えず
そのことを訴えると・・・

「歳が歳ですからね・・・84歳ですからね・・・
 治ろうとは思わないで下さい。
 痛みと付き合いながら、生きていく覚悟で・・・
 杖も上手に使いながらね。
 皆さんそうされてるんだから・・・」

それを聞いたとき、私も
「そうよね。歳なんだから・・・」と思いました。

でも、父は思わない!

「なに~~!このやぶ医者め!」と思ったそうです。(笑)

で、友人からお勧めの病院を教えてもらい
すぐにそちらに向かいました。

「完治しようと思うなら、入院しないと・・・」
そう言われ、そのまま入院してしまいました。
(私は慌てましたけど・・・(笑))

その後、入院したはいいけれど
治療に使った痛み止めの関係で
持病の心臓病が悪化し、
足の治療どころではなくなりました。

鼻から酸素の管を入れ、寝たきり状態の様子に
「もしかして、このまま家には帰れないのかも・・・」
とも思い、家族みんな心配しました。

ですがその後、だんだん心臓も足の状態も良くなり
1ヵ月後に退院しました。

しばらくは、家の中で
よぼよぼと暮らしていましたが・・・

段々元気になり、膝の痛みもなくなり
今では入院前のように
毎日近くのスポーツジムにも行って泳いでいます。
(杖も使わず!)

先日の定期健診では、お医者さんから
「とうとう完治しましたね!もうゴルフに行っても大丈夫!」
と言ってもらえたそうで・・・

なかなかやるね~!84歳!

昨夜は姉一家も一緒に
完治のお祝い会をしました。

老いを吹っ飛ばすには・・・

やっぱり要るよね~・・・気力・・・

父を見て思います。

2011年09月11日 | この記事のみを表示 | 7.プライベート | コメント(2)

アレクサンダー・コブリン ピアノリサイタル

来月、とーーっても楽しみにしている
コンサートがあります。

これです!!

11.9.6

アレクサンダー・コブリンさんです!

1980年モスクワ生まれ。
1999年ブゾーニ国際コンクール優勝、
2000年ショパン国際コンクール第3位、
2003年浜松国際コンクール最高位、
2005年ヴァン・クライバーン国際コンクール優勝 という
華々しい経歴のコブリンさん・・・

広島に来られることはないのかな~、と思っておりました。

このたび、広島市安芸区民文化センターのホールに
ヤマハのCFXという素晴らしいピアノが入りました。

そのお披露目という事で、コブリンさんが
いらっしゃることになったそうです。

このCFX・・・8月に試弾会で、生徒が弾かせてもらいました。

いやはや・・・反応のいいピアノというのはこうなのかと・・・
びっっくりしましたよ。

この超一流のピアノで、超一流のピアニストが演奏すると
どういうことになるんだろうかと・・・今から楽しみです!

【日 時】 2011年10月21日(金)
       開場:18:30   開演:19:00

【会 場】 広島市安芸区民文化センター ホール
       (広島市安芸区船越南三丁目2番16号)

【入場料・前売】  一般   3,500円
       PTC会員     3,000円
       高校生以下    2,500円
          (当日券は各500円増)
      ※前売券が完売した場合、当日券の販売はありません。

    【お問い合わせ】
      ヤマハ広島店 TEL:082-244-3779

      または、こちらの→「お問い合わせフォーム」からどうぞ!

    うちの生徒さんたちは、私に言ってくださいね!
    PTC会員価格でチケット、お渡しすることができますので・・・ 

ようこさんに習って(謎)・・・私も動画を貼り付けます!(笑)

これはドビュッシーですが、
今回はベートーヴェン、ブラームス、ショパンというプログラムです。
なんと幅広いレパートリーだ・・・

私はOp.25のショパンエチュード全曲が
特に楽しみでありんす。

もいっちょ、これまたようこさんの真似して
14歳のコブリン少年!

可愛すぎ!

2011年09月06日 | この記事のみを表示 | 4.コンサート&講座 | コメントは受け付けていません。

お勧めコンサート!

Yちゃんの前回のレッスンの時、
ピティナから送られて来た銅メダルを
持ってきてくれました。

じゃ~~ん!これです。↓
11.9.4

どっしりとして、なかなか貫禄があります。

それに加え、賞金まであったんだそうです。
D級3賞以上は、出るんですね~・・・賞金・・・

〇万円相当・・・なんて書いてあったので、
ギフト券とか、来年のコンペ参加に使える参加券とか・・・

そう言うものかと思ったら、ちゃーんと現金で振り込まれるそうで・・・

コンクールに参加となると、参加費のほかに
遠征費やら宿泊費やら・・・いろいろかかりますからね、
こういうのはありがたいですね。

で、そのYちゃんが出演するコンサートのお知らせです。

「期待される青少年コンサート」

2011年11月3日(木・祝) 午後1時開演

広島国際会議場フェニックスホール です。

入場料は全席自由 800円です。

7月末にオーディションがあり、それに合格した方のコンサートです。

うちの教室からは、Yちゃん(中2)と、Mちゃん(中1)が出場します。

是非お越しください!

11.9.5

2011年09月05日 | この記事のみを表示 | 4.コンサート&講座 | コメントは受け付けていません。

ヤシンスキ教授公開講座

2日の金曜日
台風接近のため、どよよ~~んとしたお天気の中
ショパンコンクールの審査委員長でもある
ヤシンスキ教授の講座に行ってきました。

6年前と全然お変わりなく・・・
にこやかで、颯爽とされているヤシンスキ先生でした。

2時間の演奏とお話・・・
内容は「モーツァルトとショパンの演奏解釈についての研究」

自分の記憶に留めるためと
行かれてない方のために・・・
ごく一部ですが、お話の一部をここに書いておきます。

(走り書きのメモを文字にするので・・・非常にわかりにくいですし
 ニュアンスが違う部分もあるかもしれません。)

************************

ホロヴィッツは、
「モーツァルトをショパンのように弾きたい。
 ショパンをモーツァルトのように弾きたい」と語った。

モーツァルトの音楽は人間的であり、
ショパンの音楽の正確さと、両方合わせもつ演奏が良い。

ツィメルマンは「人の気持ちに関することを弾いているんだ」と語った。

モーツァルトは「精神を大事にする人。心を大事にする人」

(ここからdmollのファンタジーを例に取りながら)

音について・・・

ルービンシュタインはこう言った。
「世界一の声楽家だと思って弾きなさい。
 リズムは全神経でとらえる。⇒中枢(お腹)で弾いている。」
      (なので実は演奏しているとお腹が痛くなるそうです。(笑))
 
ホロヴィッツはこう言った。
「全フレーズ、それぞれの音に、いろいろな要素が入っている。」
「音と音の間に必要なのは『緊張感』、階段の上り下り」

「弾いた瞬間に、歌い続ける」
       ↓
「長い音の出し方は弦をどれくらい弾くか、管をどのくらい吹くか・・・
 スキーのジャンプや、空を飛ぶ鳥のよう・・・」

「ピアニストはいつも弦楽器の奏者であり、管楽器の奏者であり
 指揮者でなければならない」

レガート奏について・・・

「レガートは指だけでもなく、ペダルだけでもなく
 音と音の間を歌うことで作り出す。⇒ハートで弾く」

(先生は一本のペンでメロディーを弾きながら、
音と音の緊張感を保つことでレガートが生まれることを実演してくださいました。)

日本人の演奏について・・・

「日本人は上品、お行儀が良い。
 ⇒本能的に弾く。何かを作り出すことが日本人は足りない。」

「日本人は素晴らしい手を持っている。素晴らしい脳を持っている。
 ⇒もっと自分のもっているものを全て表しなさい。
  感じていることを全て出しなさい。」

モーツァルトとショパンの共通点

「どちらもメロディーは、空中を漂うリボン
 その中の一つ一つの音は真珠。」
「同じ品、同じ優雅さを持っている」
「2人とも声楽がとても好きだった。」

そのあとモーツァルトのcmollのソナタや、Cdurのソナタ、
ショパンのcismollポロネーズやFdurのノクターン、
Op.24のマズルカの演奏と解釈をご講義下さいました。 
 
**************************

お話も面白かったですが、
演奏・・・特にマズルカの演奏には・・・
参った!・・・です。(笑)

この雰囲気、やはり日本人では出せないよね~・・・
う~~ん・・・と唸りましたよ。

2時間の講義・・・あっという間の楽しい時間でした。

ヤシンスキ先生、ありがとうございました!

2011年09月03日 | この記事のみを表示 | 4.コンサート&講座 | コメントは受け付けていません。